16 . May Thu  more trees事務局
more trees トリエンナーレ 2
トリエンナーレ in 岐阜の2日目は、「more treesサミット」と現場見学会

場所を明治座というこれまた地元に残る芝居小屋に移し、とにかく全国11か所の取り組みを、各地の首長や担当者からリレー形式で発表していただいた。


前夜の「練習」による疲れを隠せない人もいたが(笑)、とにかくアットホームな事例発表になったと思う。

一般公開でなかった分、ある程度の本音も出せただろうし。。。

ただし、これはイベント前から承知のことではあったが、各地域に設けた発表時間があまりに少なすぎた。

全体のスケジュール上、やむを得ないことではあったが、やはり魅力ある各地域が発表するには、10分という持ち時間はかなり短すぎたと思う。
(皆さん、不完全燃焼にさせてスイマセン。。)

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そして午後は場所を移して現場見学。
加子母、東白川の各現場を回った。

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↑左は加子母、右は東白川のヒノキ林。


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こちらは東白川製材組合の製材所。普段、スギを主に扱う地域やカラマツやトドマツなどをメインとしている地域にとっても、ヒノキメインの製材所は各地で木材を扱うプロの視点としても新鮮だったようだ。


そんなこんなで2日間のトリエンナーレはあっという間に終了。
参加者の皆さんの反応を見ても、とても有意義だったことは間違いない(キッパリ)。

とにかく、山側の横のつながりをつくるきっかけにする、というトリエンナーレの趣旨はドンピシャでハマったといっていい。(自画自賛しすぎ?)

さっそく、「3年と言わず、毎年やってほしい」との声も。

そりゃ、こっちも毎年やりたいです。ガチで。人員と予算さえあればね (^^;)


とにかく、準備も当日の運営も、決して楽なものじゃなかったけど
参加者の反応や、皆さんが楽しんでいる様子がこちらにも伝わったし、何よりも仕掛ける側として自分も楽しめた!

天候にも恵まれたし (実はボク、岐阜に行くとかなりの確立で雨を降らすので地元からは嫌われ者。。。けど教授が大の晴れ男なので、お陰で救われました ^^ )


さてと、次回開催は何処かな??

个个个个个个个个个个个个个个个     
水谷伸吉


 16 . May Thu  more trees事務局
more trees トリエンナーレ 1
more treesは設立以来、国内11か所の地域と森林協定を結んできた。

これまでは各地域と都市とをつないでいくことに専念していたわけで
(たとえば高知と都市、岩手と都市、といったように)
それぞれの中山間地域同士の横の連携はウチとして創出できていなかった。

ということで、全国11か所の地域の首長や担当者が一堂に集う「サミット」のようなイベントができれば、という思いで開催したのが今回のトリエンナーレ。

振り返れば1年前、2012年3月末に、岐阜県東白川村、加子母(中津川市)の両地域と協定を結んだ際、夜の懇親会で教授らと飲んでいる時に 「協定も10か所を超えたし、各地域が一同に会す場を設けたらいいのでは」という話になったのがきっかけ。

流石に毎年開催するのは、我々事務局が厳しいだろうということで、3年に一度の開催を想定して「more trees トリエンナーレ」という名称で立ち上げることになった。

そして初回の開催地は、そのアイデアが生まれた場所である岐阜に。

森づくりの協定を結んでいる中津川市(加子母)とそのお隣の東白川村を主な舞台とし、2日間のトリエンナーレがスタートした。

初日は、中津川市の「蛭子座」にて公開フォーラム。

地元出身のアナウンサー、草野満代さんがコーディネーターとなり、ゲストにわがボス、教授こと坂本龍一氏、そして涌井雅之氏が登壇してトーク。

教授からはmore treesがこれまで取り組んできた各地域での「都市と森をつなぐ」取り組みや想いを語っていただいた。

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ちなみにオープニングでは、東濃地歌舞伎の「白波五人男」や和太鼓の演奏も。
(この地域は地歌舞伎が盛んな地域なんです?)
地元岐阜や名古屋からもご来場いただき、定員500人の芝居小屋はお陰さまで満杯に!  
                                  
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さて、一般公開のフォーラム後は場所を下呂温泉に移し、全国11か所のmore trees関係者での「全体練習」。

教授やボクらの周辺では、お酒をたしなむことを「練習」というのです。
(なぜかはいずれお話しします)


これまで各地域では、地元林業関係者の方々が教授を囲んでの「練習」はあったけど、総勢100人規模の「全体練習」の場は何とも壮観!

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←※写真左「練習の会」のノボリに注目!


しかも、座席は地域ごとに固まらないようにくじ引きでシャッフルしたにもかかわらず、お隣同士でかなり盛り上がってました。

やはり、森林・林業に対する思いやベクトルが近い者同士なんだろうな?
なんて思いながら、仕掛けた側としては大盛り上がりの場を眺めて思わずニヤニヤ。

その後、各部屋で個別練習、居残り練習が繰り広げられながら岐阜の夜は更けていくのであった。。。
(つづく)

个个个个个个个个个个个个

水谷伸吉


 08 . Apr Mon  more trees事務局
スギ材のプランター(from 南三陸町)
気仙沼に行ってきた。

遡ること半年前、「東北の材でできたプランターを、気仙沼を中心とした被災者の方に配布して、野菜を育ててもらいたい。できた野菜は大手企業の社員食堂に卸したい」という話を知人からもらった。
more treesは、そのプランター制作まわりを依頼された次第。

今回、完成したプランターが現地に届けられ、説明会&配布会が週末を利用して行なわれた。

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最初に依頼をもらった時、気仙沼で配布をするのであれば、木材の調達は宮城北部で、と考えた。

南三陸町には幸い、「丸平木材」というお知り合いの木材屋さんがおられたので、材の調達はそちらにお願いした。
http://maruhei-wood.co.jp/

←こちらは説明会の様子。


ちなみに今回育てる野菜は、ただの野菜ではないらしい。いわゆる在来品種の野菜。
一般的に流通している種はF1品種なので種子が残せないわけだが、この在来野菜は種取りをして、翌年度また撒くことができるらしい。

しかも、年々その風土に適応して、収量が上がるんだとか。

そんな背景もあり、無農薬・無施肥が原則だそうだ。雑草もそこそこ放置していい。何か面倒くさがりの自分にも合いそうだなぁwww

一方のプランターも、リボスという自然塗料を使うことで親和性を高めた。

そして配布。
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人手が足りず、自分も運搬要因に(^^;)
プランターはある程度の板厚があるので、そこそこの重量だが、何よりクセ者は土。
マジか!というくらい重たい。
お陰で腰がパンパンになった。。。

今回思ったのは、メインが野菜作りにも関わらず、プランターの説明をした際にもしっかりと耳を傾けてもらえたこと。

材料がプラスティックのプランターでなく、あえて地元のスギ材を使用していることの意義や、リボスという自然塗料にも意外と喰いつかれた。
こういうことへの理解って、都市部の人より地元の人の方が進んでるんだろうな。。。

とにかく全てにおいていい経験させてもらいました。

気仙沼復興協会さん、エコ食品健究会さん、丸平木材さん、加藤木材さん、そして皆さんに感謝。


そして帰京。

折しもこの週末は、爆弾低気圧が日本列島に襲来したタイミング。
帰りの新幹線は福島で足止めを喰らい、結局帰宅したのは深夜1時だった。。。





 27 . Jul Fri  more trees事務局
「変態」「変人」の集団
先日、more treesでは国内11か所目の森として調印した鳥取県智頭町。
町長はじめ行政の職員、財産区、NPOなどさまざまな地元関係者(ステークホルダー)とずっとやりとりしてきた地域だ。

今回滞在して改めて思ったのが、こうした地域には「変態」「変人」が多いということ。
(語弊があるかもしれませんが、個人的には最大の賛辞のつもりデス)

新しいことにチャレンジするとき、傍から見たら突拍子もなくて、奇妙で、リスクだらけに映るかもしれない。成功率も未知数だ。けどそれをチャレンジし、軌道に乗せる。それは結局、ソフト(人)の力によるもの。

いくらハード(設備)を入れたって、それを動かすのはハートを持った人。
これまでと違ったことをするには、その地域に「変態」がいるかどうかがかなり重要だと改めて気付いた。

しかも、その「変態」は一人や二人ではなかなか動かない。
変態同士が意気投合して集団になると、大きな力を持つ。

「疎開保険」など、新たなアイデアを発案する首長。
高学歴ながら、時にはダンプで材の搬出もするNPOの職員。
毎朝神社前に集まって、自分らで山の間伐作業をする財産区の議員さん。
大阪から林業の修行のために妻子を置いて単身で暮らしている元シェフ。
古民家を購入して、家族でIターンした県職員。

言ってみれば、みんなヘンタイだ(笑)

裏を返すと、個人的にはこういう地域でないとなかなか琴線に触れない(汗)


よくよく考えてみると、ボクらが森づくりでお付き合いしている地域はどこもヘンタイがそろっている。

魅力的な地域=ヘンタイが多い。 ってことなんだろうか(汗)


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※写真は本文とは関係ありません(笑)

あくまで個人的な主観です。ご容赦ください m(-_-)m


个个个个个个个个个个个个个  
 水谷



 05 . Apr Thu  more trees事務局
ポータルサイト?ハブ?総合商社?
久々にブログを書いてみた (^^;)
(普段、twitterや「ソトコト住育」のコラムなどちょいちょいアップしてはいますが。。。)

今回はちょっとした頭の整理として。

常々、「都市と森をつなぐ」というテーマで森づくりと地域おこしを目指すのがmore treesのミッションの一つ。つなぐためには森の恵みを都市に供給し、その対価を森と地域に還流させるサイクルが必要。

では、「森の恵み」とは何だろうか?

森にはさまざまな恵み(機能)がある。

生き物を育む(生物多様性)、CO2を吸収・固定する、水源涵養、洪水の緩和、土壌の保全、、、
それに木材をはじめとする林産物を供給する(物質生産機能)だって立派な恵みだ。
(ちなみに木材以外の林産物:たとえばキノコ、ハチミツ などは「非木材林産物」と呼ばれています)

堅苦しく言うとそんな具合だが、もっとシンプルに考えると

・木製品 ・水 ・木の精油 ・グリーンツーリズム ・紙 ・シカ/イノシシ ・薪、炭、ペレット ・ニホンミツバチ、、、

森の恵みって沢山ある。

これまで取り組んできたカーボンオフセットや、国産材を利用した製品づくりは、すべて「森の恵み」を都市に伝える取り組みであって、オフセットクレジットや木製品は、森と都市をつなぐための媒体だととらえている。

こうして森にまつわる媒体を整理しつつ、アウトプットの分野ごとにわけたうえで more trees ~ と勝手に名付けてみた (^^;)

more trees product  (木製品)
       organic  (木のエッセンシャルオイル(精油)を使ったコスメ)
       paper  (国産材を活用した紙)
       leather  (シカ革、イノシシ革を活用したファッション、小物)
       honey  (ニホンミツバチのハチミツや蜜蝋)
       travel   (森を旅するエコツーリズム、グリーンツーリズム)
       water  (水)
       gibier  (シカ肉、シシ肉などのジビエ料理)
       energy (ペレット、薪としての利用)
       fair trade (熱帯林などの林産物)

あくまで書きだしただけで、必ずしもすべてやるわけではないのであしからず。。。
とはいえ、productは既に動いているし、"more trees organic"は間もなく立ち上がる。

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←これはヒノキの精油を配合したフットオイル。


ちなみにleatherもエゾシカの革のテストなめしを進めている。




こうして整理してみると、何かに似ていることに気づく。。。
そう、googleやyahooが "google map" "google カレンダー" "yahoo トラベル" "yahoo ニュース"といった展開をしている、いわゆるポータルサイトだ。

これになぞらえるのはおこがましいかもしれないが、ポータルと考えると整理がつく。
いいかえれば「ハブ」であり、「森の総合商社」といったところかw
(余談ですがそういえば以前、某代議士が国会で「あなたは疑惑の総合商社だ!」と言われてましたね)


とにかく、こうしたさまざまなツールを媒体として、色んな切り口でつなげていければと改めて思う。
けど欲張らずに一つずつやっていこう。

何せ人員もコストも限られているわけなので (^^;)

个个个个个个个个个个个个个个个个个个个个个个   
  
水谷伸吉


『日本の国土の約7割が森林で、その森林の4割は人工林。

 ところが、その人工林の多くは間伐が遅れている。』

 

そうした背景から、国内では間伐を推進しつつ、海外では植林を、

というシンプルなメッセージで2007年から活動を続けている。

 

間伐の必要性は、それなりに一般にも浸透してきたと思っている。

(とはいえ、未だに間伐は木を伐るというネガティブな行為だと信じ、木を植えることに美学を求められてしまうケースも多々あるが。。。)

 

間伐については、ここにきて

「間伐材=廃材と同様の捨てられて同然の木材」

という誤解をされているんだなぁ、と企業の方とやりとりして時々実感している。

 

もちろん、間伐材には細くて曲がった材もあるが、必ずしもそうとは限らない。

 

たとえば、

●80年サイクルで伐採する森で、60年目に伐った木材 = 間伐材

●60年サイクルで伐採する森で、60年目に伐った木材 = 主伐材

 

つまり、育林サイクルが違うだけで、間伐材か主伐材に分かれる。

ところが、両者に材質の違いはない。単に方針が違うだけだ。

 

だが、それでも間伐材にこだわられるケースもある。

原木市場に並んだ時点で主伐材、間伐材という見分けはつかないのだが。。。

 

いずれにせよ大切なのは、持続可能な森林から適切に切り出された木材を、適切に使っていくことが重要なのだと思う。

 

なので、当初は「間伐材!」「間伐材!」 とひたすら連呼していたのだが、

今ではあまり間伐材という表現を積極的に使わないようにしている。

 

主伐材でも間伐材でも、持続可能な森林資源の利用を考えていくうえで

「国産材」という括りの表現を意識している。

 

活動しながら、日々フェーズは変化している。

我々も、その変化を敏感にキャッチしつつ、マイナーチェンジを繰り返さねば (^^;)

 

个个个个个个个个个个个个个个个个   

 水谷伸吉

 

 

 

 


 26 . Sep Mon  more trees事務局
カーボンオフセットについて思うこと

近頃、カーボンオフセットについて思うことがある。

イギリス発祥のカーボンオフセットが日本に本格上陸を始めたのが2007年。

それから4年たつが、カーボンオフセットという言葉は少しずつ浸透しているものの、まだ大衆にまでは届いていないのが現状だ。

 

そこで最近思う。カーボンオフセットという言葉は、果たして日本人に馴染むのか。

自分が排出したカーボン(炭素:二酸化炭素)をオフセット(相殺)することなのだが、聞いてすぐに意味が理解されづらいように思う。

この数年間、我々も言葉と意味の普及に力を入れてきたが、こうした自問自答を最近繰り返している (-_-;)

 

more treesとしては、もちろん気候変動も重要課題なわけだが、何よりも、森と山村が活性化することが最大の目的であって、カーボンオフセットはそのための手段(ツール)でしかないと個人的にも思っている。

 

 

一方で、たとえばとある商品の表記で

1)「この商品はカーボンオフセットされています」

2)「この商品の売り上げの一部は、森づくりに役立てられています」

 

と記載されていたとしよう。

1)は、売り上げの一部でオフセットをしている(森が創出するクレジットを活用(購入)している)

2)も、実際は売り上げの一部が森に行き、それがクレジットと等価交換されている

 

1)も2)も、森が創出するクレジットを活用して森づくりに貢献するという仕組みは共通している場合、消費者としてはどちらが分かりやすいだろうか?

おそらく2)だと思う。

 

つまり、無理して「カーボンオフセット」という言葉を使わないほうが、コミュニケーション上は効果的なんだと思う。もちろん、その先でその資金がどの森でどのような使われ方をしたのか、CO2をどのくらい削減しているのか、そしてそれを証明する手続きが適正かを示す必要はあるが、それは約款的にウェブサイトなどに掲載すればいいレベルの細かい内容だ。

 

さらに、カーボンオフセットは排出権取引と混同されがちだ。たしかにスキームは限りなく似ている。異なるのは、その目的がボランタリーか、コンプライアンスかだけだ。

 

オフセットはあくまでボランタリーな取り組みであって、京都議定書上の義務は生じない。ところがマネーゲーム的な「眉唾」だという風な先入観も抱かれかねない。

それを裏付けるニュースを最近目にした。

『「CO2排出権で儲かる」投資トラブル多発』(読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110919-OYT1T00194.htm

 

オフセットは、基本的に相対取引だし、導入が義務付けられているものではないから、排出権とは一線を画している。ただ、おそらく一般から見たらなかなかそう理解してもらえない可能性もある。

 

繰り返すが、森林にとってのオフセットは、手段であって目的ではない。あくまで、森が持つ多面的な恵みのうち「CO2を吸収・固定する」という機能が都市側に評価された証し(対価)であると思っている。

そうした、寄付的、貢献的なマインドがベースになっている取組みのはずなのに、マネーゲームを連想させてしまうのはとても勿体ない。

 

大切なのは、オフセットという言葉の普及でなく、行為の普及である。

森、山側にとっては、J-VER(オフセット・クレジット)がうまく循環することで、都市部と経済的にもつながっていくことが大切なはず。あくまでオフセットという言葉が普及することは、その副産物でいいはずだ。

 

なので、このタイミングで「カーボン・ニュートラル」というフレーズを新たに普及させようという国の動きにはあまり賛成できない (^^;)

 

オフセットは、都市が森にとって貢献した証しであり、モノサシなんだと思っている。

企業が森に寄付した際、それがどう活用され、その結果どのくらいの貢献をしたのかを定量化するために、J-VERが「CO2●●トン分の削減」というエビデンスに活用されるのが一番スムーズに感じる。

 

オフセットは日本において正念場だ。

うかうかしていると「死語」と言われかねない。

 

とにかく「貢献の証し」として活用されていけるよう、森と都市の橋渡しをし続けたい。

 

个个个个个个个个个个个个个个个个  

 水谷伸吉

 


 10 . Aug Wed  more trees事務局
六本木六角桶

先日、7月末で開催した六本木ヒルズでのイベントについて取り上げたが、じつは木造仮設住宅の展示や岩手のマルシェだけではなかった。

同時開催で、打ち水用の桶づくりを親子で体験するワークショップもエリア内で実施したんです。

桶のキットは、岐阜県のご厚意もあり、県内の東濃ヒノキを、加子母森林組合さんから供給していただいた。

そして、今回向けに六角形の桶が実現。

完成品はコレ。

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六本木だけに、六角形だといいよね、というふとした発想を、何とか具現化していただいた。(岐阜県に感謝!)

 

ハニカム構造で、なんだかいい感じ。ヒノキも肉厚で、かなり贅沢だ(^^;)

 

 

ちなみに裏側にはこんな焼き印が。

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「六本木六角桶」のネーミングと、

今回関わった関係者の焼き印を押してもらった。

ちなみに材は加子母のSGEC認証材。

 

 

 

最初に完成品をお見せしてしまったが、ワークショップはこんな感じ。

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そして最後には、完成品の桶を使って打ち水!

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この日は晴れてよかった?

 

 

 

 

シンプルに桶づくりだけでなく、それを使った打ち水によって、ヒートアイランドについても考えるきっかけになれば幸いです。

 

ちなみに会場では、桶に使用した材のふるさとである東濃(中津川・下呂)の自然観光PRもしていただいた。

 

岐阜県、加子母森林組合、それに木育を担当してくださった岐阜県立森林文化アカデミーさん、さらに森ビルの皆さん、有難うございました!

 

个个个个个个个个个个个个个个个个   

 水谷伸吉 


 05 . Aug Fri  more trees事務局
六本木ヒルズ

7月29日-31日の3日間、六本木ヒルズ アリーナで住田町の木造仮設住宅の展示を行ない、無事終了。

 

今回は、東京のド真ん中にあえて仮設住宅を展示することで、東京では日々風化しつつある震災の記憶を再認識していただくとともに、木のぬくもりと、more treesが住田町と取り組むプロジェクトのことをより多くの人に知っていただくことも狙いだった。

 

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我々にとっても、住田町にとっても、こうした取り組みは初めてのことだったので、実際に搬入、組立と撤去にどのくらいの時間を要するのかは正直ヒヤヒヤしていた

 

実際にふたを開けてみると、組立に10時間、撤去に3.5時間ということで想定内どころか、想像以上にスムーズだったv(^^)v

 

※一連の流れは、facebookのフォトギャラリーに収めています

 http://on.fb.me/nMUUCo

 

実際に靴を脱いで上がれるということで、ホントに多くの皆さんに体感してもらえた。

特に、お子さんが押し入れやお風呂に隠れてかくれんぼしたり、裸足で嬉しそうに走り回ったりしていたのが印象的だった。

 

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この写真にも映っているが、住田町の仮設住宅には、木質ペレットストーブを寄贈する予定。住田には既にペレット製造設備があるので、ストーブが入れば灯油に頼らずに暖がとれることになる。

エネルギーの「地産地消」だ。

一般的にペレットストーブは大きく場所をとるし、20畳くらいの広さに対応する。今回は、新潟の仲間(WPPC)と協力し、コンパクトで仮設住宅に対応した機種を開発していただいた!

 

それと会場では、仮設住宅の展示だけでなく、岩手特産品のマルシェも開催。住田町の鶏ハラミ(これは絶品!)や地ビール、野菜などを販売。

 

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会場に設置した募金箱には、429,058円のご支援をいただきました。深く感謝申し上げます。

 

住田町はじめ出展者、関係者の皆さんも本当にお疲れ様でした!

 

とはいえ、木造仮設住宅 約100棟分の建設資金として掲げた目標額の3億円にはまだまだ遠い道のり(今日現在で3,300万円弱)。

一つ大きなイベントが終わったとはいえ、ボクらにとってもまだまだ通過点なんです。。。

 

引き続きご支援よろしくお願いいたします。

http://life311.more-trees.org/

 

个个个个个个个个个个个个个个个个   

 水谷伸吉


 23 . Jun Thu  more trees事務局
海岸林を考える

新木場の木材会館で、シンポジウムを傍聴してきた。

テーマは「海岸林を考える?東日本大震災からの復旧・復興に向けて」

研究者の発表のほか、陸前高田市から「高田松原を守る会」幹事の佐々木松男さんも登壇された。

 

主な発表内容としては

・日本の海岸林の大半は人工林。人工海岸林としては、1573年?91年に植えられたという記録がある沼津市の千本松原が最古といわれている。

・海岸林は、もともと飛砂防止と防風林目的がメインだったが、今回の津波に対しても一定の効果が確認されている。さすがに陸前高田の高田松原など、大津波に襲われた地域は津波を防止したとは言えないが、いわき市や八戸市では、海岸林ウラの住宅街の被害が軽減された事例が確認された。中には海岸林が漂流物を捕捉(絡めてキャッチ)したことにより、漁船が住宅に突っ込まずに済んだなどの例もあった。

・海岸林は、やはり原状回復が必要。ただ、害虫対策なども必須。

 できれば林帯幅(森の奥行き)が多めにとれると、厚い壁になる。

 

といった内容。

確かに2004年に発生したスマトラ沖地震でも、沿岸がマングローブに覆われた地域では、漁村への被害が軽減されたという事例も報告されているし、海岸林の果たす役割は少なからずある。

ただし注意しなくてはいけないのは、堤防のように完全にせき止めることができるわけではないこと。

それを理解しながら、向き合っていくべきなんだろう。

 

住田町は陸前高田市と隣接していることもあり、高田松原の跡地は何度か見ている。

ここにも再び豊かな海岸林が取り戻せたら素晴らしい。

 

ちなみに、3月下旬に立ち寄った、南三陸町の大雄寺は、杉の大木が流されずに残っていた。

 

P1013610.JPGのサムネール画像

ここは海岸線から1kmほど内陸なので海岸林とは呼べないが、電柱は流されても、木にはこれだけ耐えうる力があることを実感していた。

 

 

 

 

森にはいろいろな恵みがある。

 

ちなみに今回会場となった木材会館は、1,000m3の国産材が内装・外装に使われている。

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けっこういい感じ。

 

ただ、この地域は湾岸の埋立地なので、液状化現象らしき痕跡が生々しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

个个个个个个个个个个个个   

 水谷伸吉