19 . Aug Thu  more trees事務局
組子/寄木の街、鹿沼

久々にブログを書いてみた。(スイマセン、twitterだけでなく、なるべくブログもアップするようにします)

 

栃木県は鹿沼(かぬま)市に行ってきた。

鹿沼は日光に隣接する自治体。約350年前に日光東照宮が造営される際に参加した木工技術者の一部がそのまま永住したことから、組子などの建具の製造が盛んだった。

 

RIMG0321.JPG

これが組子。すごく精巧だ。ちなみにこれで100cm×60cmくらいなのだが、制作に1カ月程度かかったそうだ。

しかしこの組子、近年は建物の洋風化などもあり需要が減り、市内の木工業は衰退の一途をたどっている。

 

 

そこで某シンクタンクがコンサルに入り、伝統技術を生かしつつ市場のニーズに合致した製品化を目指して模索している中でmore treesに声がかかった次第だ。

 

ボクらが国産材を使ったプロダクトを展開しているのに現地の方々も関心を持ってくれたらしい。

 

ということで、ウチのプロダクト部門のディレクターとともに鹿沼へ。

午前中は日光杉/日光ヒノキの林業現場を視察して、午後は立て続けに木工現場を見せてもらった。

そして夕方からは商工会議所のオフィスにて、木工業に携わる若手(といっても年上の方ばかりだったが)の方々と意見交換会。そのあと場所を変えてお酒を交わしながらさらにいろいろと話をしたが、皆さんとにかく熱い。

 

彼らの言葉を借りると、鹿沼は大消費地に近く、かつては営業努力をしなくても受注がバンバン舞い込んでいた。しかしふと気付くと注文は激減し、伝統技術も注目されなくなってしまったという。

「これまでボクらはあぐらをかいてきたんです。けど今は2代目が多く、かつての成功体験はない。だから変われるとすれば今かも」

という話を聞けて、こういう真剣な方々がいれば、突破口は見つかるのではという光明を感じる。

 

今後、鹿沼とはどういうコミットの仕方をするかはまだ定かではないが、微力ながらお手伝いすることになるかもしれない。

 

ちなみに鹿沼は「彫刻屋台」なるものが有名。

DSC_0299.jpg毎年10月の第2土日には「鹿沼ぶっつけ秋祭り」というお祭りがあって、このような屋台が40台近くお目見えするそうだ。

この彫刻もすごく細部まで精巧で、東照宮と通ずるものを感じる。

 

 

 

この日は夜に都内で別件があったので、ゆっくり飲みたかったが残念ながらとんぼ返り。次回機会があれば地元の人とじっくりと飲みたい。。。

 

个个个个个个个个个个个个个个个个    

 水谷伸吉

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