ニュース

高知県梼原町で育苗プロジェクトが始動しました

more treesの森がある高知県梼原町にて、地域住民らと協働で種から苗木を育てる「KIRecub-きりかぶ苗木園」が始動しました。
本プロジェクトでは、育苗を通じた環境教育や関係人口との交流を通じて地域住民の郷土愛を育むとともに、苗木の地産地消による経済効果や、地域固有の植物の遺伝子を保全していくことなどを目的としています。

プロジェクトの主体となる有限責任事業組合KIRecub(きりかぶ)は梼原町を拠点とし、地域おこし協力隊のメンバーが中心となって立ち上げられた造林・育林組織です。育林事業をベースに、植林事業やアロマ開発、子どもたちへの木育活動等、さまざまな形で梼原町の林業の発展を目指して活動しています。

苗木園は町内の空き地を利用して育苗用の棚を設置し、町内の杉の枝材を使った手作りの看板も建てられています。今後、地域の方々や子どもたちにもご協力いただきながら、梼原町の名前の由来とも言われているイスノキ(別名「梼(ユス)の木」)などの広葉樹を中心に、町内で採取した木々の種を植えて苗木を育ててまいります。育った苗木は「多様性のある森づくり」のための苗木として、将来的に同町の森に植えられる予定です。

■関連記事
≫「なぜ苗木は地産地消が望ましいのか?」

※ 本件は、独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金の助成(一部)を受けて実施しました

関連記事

TOP