隈研吾が初の署名!宮崎県都城市と森林協定を締結しました
10月14日、more treesは宮崎県都城市と「森林保全および地域活性化に関する協定」を締結しました。more treesにとって国内外26カ所目の活動地域の誕生です。
都城市役所で行われた協定締結式には、more trees代表であり建築家の隈研吾氏が出席し、協定書への署名を行いました。坂本龍一から代表を引き継いだ隈にとって初の協定式の場。森と都市をつなぐ活動において大きな節目となりました。
今後、都城市内でブナ科の常緑広葉樹「イチイガシ」のドングリを中心に種を採って苗木を育て、市有林へ植林を行います。種採りや育苗、植林などを進めるにあたり、市民参加型のワークショップも開催しながら「多様性のある森づくり」に取り組んでまいります。
協定式後、さっそく地域の方々とともにドングリ拾いを行いました。霧島連山の美しさに見惚れながら山に入り、総勢16名で歩き回ること1時間半ほど。10月にもかかわらず30度超えの真夏日で汗だくになりながら、落ちているドングリを見つけては袋に入れていきました。

▲イチイガシの葉。縁が半分くらいギザギザなのが特徴
全員分をあわせると1000以上のドングリが集まりました。イチイガシには帽子がついているため、ひとつひとつ手作業で帽子を外します。また、虫食いやカビなどによる痛みがあると発芽する可能性が低くなるので、目視や浸水などで選別を行いました。
はじまったばかりの都城市での森づくり、続報をどうぞお楽しみに!
▶協定式プレスリリースはこちら
more treesは、地域固有の風土や技術を活かしながら土地に適した樹種を選び植林・育林をする「多様性のある森づくり」、法人参加型の森づくり「企業の森」、クリエイターや地域の職人とコラボし木製プロダクトの企画・開発・販売などを手がける「ものづくり/空間プロデュース」など「都市と森をつなぐ」をキーワードにしたさまざまな取り組みを行っています。
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