ストーリー

苗木が空を飛ぶ。高知県梼原町でホットスタッフ・プロモーション様の森づくり体験ツアーを行いました

坂本龍一と旧知の仲だったホットスタッフ・プロモーション永田友純会長が高知県梼原町の森を訪れ、鍬を振ってイスノキを植えたのが昨年11月。そこから「HOT STUFFの森」づくりがスタートしてちょうど1年目の11月10日・11日、初めて社員のみなさまを現地へお連れする森づくり体験ツアーを実施しました。

苗木を植える

梼原町井高地区にある「HOT STUFFの森」へ到着すると、まずは恒例の植樹レクチャーです。レクチャーをしていただくのは、森への愛あふれるこの方。

株式会社KIRecubの代表を務める下村智也さんです。もともとは林業とは無縁の医療系営業マンでしたが、ご両親の故郷・梼原町で林業に携わる地域おこし協力隊を募集していると知って林業界に飛び込み、移住。大好きな梼原の森を守りたいという思いから、地域おこし協力隊の任期を了えたのち造林・育林をメインとするKIRecubを立ち上げられました。

いまや森を守るために生まれてきたとしか思えない風姿の下村さんの手ほどきで、ホットスタッフのみなさんははじめての植樹の仕方を学んでいきます。

つづいてはホットスタッフのみなさんの出番。鍬を振って苗木を植えるための植穴を掘り、ひとり1本、コナラを植えます。野生動物から苗木を守るための保護ネットの取り付けも行いました。

下村さんのサポートも受けながら無事に植樹が完了しました!

(ここまでの撮影:梼原町役場森づくり脱炭素推進課 島村香弥さま)

 

苗木が空を飛ぶ

翌日は、下村さんたちが苗木を育てている「KIRecub-きりかぶ–苗木園」を訪れました。いつもはここで苗木づくりのことを教わり、すこし作業を体験して終了というのが定番ですが、今回は新しい展開がありました。苗木を東京へ持ち帰ろうというのです。

前列のみなさんが手にしている4本の苗木たちが、数時間後には空を飛びました。

運ばれた苗木たちは、ホットスタッフのオフィスに導入された育苗キット「JUBAKO」という新居へ。空いているポットには梼原町で採ったどんぐりを蒔き、水やりをして、“HOT STUFFの森 in Tokyo”の幕が上がりました。

将来、梼原町の森へ里帰りする日まで、ホットスタッフのみなさんの手で育てられます。梼原の斜面で根づく苗木と、東京で育つ苗木、ふたつの時間が再び交差する日が待ち遠しいですね。

 

 

TOP