ウバメガシなど6種の広葉樹を23,252本。和歌山県田辺市・白浜町で植林を実施しました

熊野古道の参詣道「中辺路(なかへち)」が通る和歌山県田辺市と、その南西に位置する白浜町の5カ所の植林地にて、2025年10月3日から2026年2月26日にかけて合計23,252本(8.06ha)の広葉樹の植林を行いました。田辺市・白浜町での施業を担っていただいているのは、田辺市を拠点としながら全国から注目を集める林業ベンチャーの株式会社中川のみなさんです。地形も面積も異なる5カ所それぞれの施業の様子をお届けします。
■中辺路町温川(ぬるみがわ)

田辺市街地から車で1時間ほどの場所に田辺市中辺路町温川の植林地があります。今期もっとも面積の大きかった植林地で、ウバメガシ11,630本(4.11ha)を植林しました。このうち200本は、2025年5月24日に開かれた高校生向けイベントで関西圏から集まった高校生のみなさんに植えていただきました。
▲ウバメガシの苗木。紀州備長炭の原料としての歴史もある、地域の森を象徴する樹種です。
▲高校生による植樹体験イベントで植えられたウバメガシ
■中辺路町小皆(こかい)

中辺路町小皆の植林地は、太平洋に注ぐ富田川の支流・十九川(つづらがわ)沿いに位置しています。市街地からは車で40分ほどです。こちらではウバメガシ680本(0.32ha)を植林しました。
■中辺路町近露(ちかつゆ)

2022~24年度にかけて植林を行った中辺路町近露の植林地では、2025年5月23日に協賛企業の社員のみなさまの現地ツアーを開催し、ウバメガシ40本と、more treesスタッフの宮﨑が育てたイロハモミジ2本、計42本を植えました。
■白浜町塩野(しおの)
田辺市よりも南に位置する白浜町塩野の植林地は、海が見える場所にあります。この土地ではウバメガシ5,720本(1.91ha)を植林しました。


■中辺路町白久野(しらくの)
白久野の植林地では、田辺市にもともと自生していたと考えられる6種類の広葉樹5,180本(1.72ha)を植えました。樹種は、シラカシ4,330本、アラカシ300本、ウラジロガシ180本、クヌギ160本、ウバメガシ130本、イチイガシ80本です。
- シラカシ
- アラカシ
- ウラジロガシ
- クヌギ
- ウバメガシ
- イチイガシ
■苗木を守るためのひと手間
今回は5つの植林地であわせて23,252本・8.06haの植林となりました。植えた苗木を野生動物から守るために、苗木一本ずつを保護するツリーシェルターや植林地全体をネットで囲うゾーンディフェンスといった手法で獣害対策を施しています。
今後も土地の条件や特徴をふまえて森の手入れや生育状況の調査などを行い、多様性ゆたかな森づくりを進めてまいります。
これらの植林地は、法人参加型プログラム「企業の森」を通じて、株式会社セールスフォース・ジャパン様(中辺路町温川・小皆・近露、白浜町塩野)、マニュライフ生命保険株式会社様(中辺路町白久野)に森づくりへご参画いただいています。
more treesは、地域の気候風土に適した樹種を選び植林・育林をする「多様性のある森づくり」、法人参加型の森づくり「企業の森」、クリエイターや地域の職人と協働して木製プロダクトの企画・開発・販売や木質空間づくりを手がける「ものづくり/空間プロデュース」など、「都市と森をつなぐ」をキーワードにした取り組みを行っています。森林保全活動へのご参加、ご支援、ご質問などお気軽にお問い合わせください。










