ストーリー

隈研吾も交え共同宣言を採択。新たな森林の価値創出をめざす「梼原林間会議2025」

2025年3月23日、more treesが森づくりに取り組む高知県梼原町にて「梼原林間会議2025」が開催され、more treesも参加しました。会議には梼原町の森づくりに取り組む企業や団体が集まり、梼原町に関わりの深いmore trees代表で建築家の隈研吾も参加。森林の管理やあらたな活用方法など森づくりの未来を議論しました。

基調講演を行った隈は「いま世界中で地球温暖化対策に木造建築が重要だとして各国の政府が施策に取り入れている」という世界の潮流に触れながら、日本の伝統的な木造建築の可能性について語りました。

「日本は昔から小径木をうまく使ってきた。日本の小径木の木造は、間伐材も利用し、職人の技も巧みに使い、日本の文化と非常に強く結びついている」(隈)

基調講演後は、more trees事務局長の水谷がファシリテーターを務め、梼原町にかかわる各企業の取り組み紹介とディスカッションへ。三井住友カード株式会社様、青山商事株式会社様、株式会社ホットスタッフ・プロモーション様が梼原町およびmore treesと協働で取り組んでいる「企業の森」についても紹介しました。

最後に、「木の可能性を最大限に引き出し、人と自然が調和する未来のデザインを創造する」と共同宣言を採択して閉会となりました。

当日の様子は、テレビ高知や高知新聞にもとりあげられていますので、ぜひご覧ください。

▲いつも梼原の森の現場で作業をしてくださっているKIRecub代表 下村智也さんもご登場!

高知新聞の掲載記事(3月24日付)は梼原町のWebサイトよりご覧いただけます。
https://www.town.yusuhara.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=528

TOP