ストーリー

「あずさ」「しなの」でいざ補植!長野県木曽町のディノスの森で現地ツアーを行いました

植林は「植えて終わり」ではありません。動物による食害や環境条件により、どうしても枯れてしまう苗木があります。そうした苗木のかわりに新しい苗木を植え、森が健やかに育つように手入れをする作業を「補植(ほしょく)」と言います。11月4日、株式会社dinosのみなさんは、森づくりの裏舞台とも言える地道な作業のために、新宿駅8時発の特急「あずさ5号」に乗り込みました。

日帰り森づくりツアー行程

朝8時に新宿駅を出発し、夜8時に新宿駅に戻った行程がこちら。

08:00 新宿駅発「あずさ5号」→塩尻駅にて「しなの8号」に乗り換え
11:30 木曽福島駅 着 木曽町役場の車両で移動→開田高原方面へ
12:00 昼食(一本木亭でお蕎麦)
13:00 移動 植林地へ
13:15 植林地視察・解説・補植作業
14:30 次年度候補地のご案内・周辺で種採り
15:00 移動 おんたけウェルネスラボへ
16:00 移動 木曽福島駅へ
16:34 木曽福島駅 発 松本行き各駅停車→塩尻駅にて「あずさ50号」に乗り換え
20:09 新宿駅 着

往復で特急「あずさ」にお世話になりました。往路であずさのあとに乗った特急「しなの」は名古屋駅〜長野駅間を結び木曽路を走る列車です。

昼食をとった一本木亭は、開田高原の名所「木曽馬の里」のなかにあります。シンボルとなっている木曽馬親子の銅像の向こうには御嶽山が大きな裾野を広げていました。



植林地での補植作業へ

2023年から始まったディノスの森づくりは3年目を迎えました。木曽町開田高原家ノ上にある植林地でこれまでの生育状況を一緒に確認した後、森林組合の方より植え方のレクチャーを受けました。

今回補植したのはミズメ30本、ミズナラ5本、クリ5本の計40本です。4人で40本というのは少々大変でしたが、手分けして作業を進めていくみなさん。笹の根が張っているところなど植えにくい場所が多かったものの無事にすべて植え終わりました。

作業を終えた参加者からの感想です:

「『ディノスの森』を実際に見て、森林組合の皆さまとお話をすることで恥ずかしながらやっと『森づくり』の実感が湧きました」

「ぜひ多くの社員に活動に参加してもらいたいし、もっとこの活動を内外に広めていきたいです」

 

またぜひ「あずさ」と「しなの」に乗って、木曽町での森づくりをご一緒しましょう!


more treesは、地域固有の風土や技術を活かしながら土地に適した樹種を選び植林・育林をする「多様性のある森づくり」、法人参加型の森づくり「企業の森」、クリエイターや地域の職人とコラボし木製プロダクトの企画・開発・販売などを手がける「ものづくり/空間プロデュース」など「都市と森をつなぐ」をキーワードにした取り組みを行っています。

森林保全活動へのご参加、ご支援、ご質問などお気軽にお問合せください。

 

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