ストーリー

全国41オフィスでの苗木づくりへ。マニュライフ生命本社にて種まき&JUBAKO導入ワークショップを開催しました

2025年11月26日、和歌山県田辺市で「多様性のある森づくり」に取り組んでいただいているマニュライフ生命保険株式会社様の本社にて、社内向けワークショップ「都市と森をつなぐ苗木づくり」を開催しました。20名を超える社員のみなさんとともに、苗木を育てるための種蒔きと育苗キット「JUBAKO」導入に取り組んだ様子をご紹介します。

■ 全国41拠点から苗木づくりに手が挙がる

マニュライフ生命様の森づくりが始まったのは2024年。和歌山県田辺市にて「Manulife Impact Forest」の森づくりをスタートしました。資金援助だけではなく、社員が地域に足を運び、実際に木を植える「植樹体験」も行ってきました。

さらにこの度、新たな取り組みとしてはじまったのが「都市と森をつなぐ苗木づくり」です。森に植える苗木をオフィスで育てようという試みで、本社以外でも一緒に苗木を育てる仲間を募集したところ、なんと41拠点から挙手が。各拠点で5ポットずつ苗木を育てることになりました。

 

■ 田辺市の森から届いた約1,000個の種

今回苗木づくりで使う種は、「Manulife Impact Forest」での施業を担っている株式会社中川のみなさんが採取してくださいました。more treesでは、地域外の苗木を植えることによる遺伝子攪乱のリスクを防ぐため、植林地の周辺地域で採取した種から育てた「地域性苗木」を使うことを大切にしています。今回の種もすべて田辺市周辺で採取したもので、ウバメガシ、ケヤキ、クヌギ、ウリハダカエデ、イロハモミジの5樹種、約1,000個が集まりました。

紀州備長炭の原木としても知られるウバメガシや、秋に美しく紅葉するイロハモミジなど、それぞれに個性のある樹種たち。種の姿かたちもさまざまで、参加された皆さんも興味深そうに手に取っていました。

 

■ 樹木医・佐々木さんと一緒に、土詰め&種蒔き

ワークショップの当日は、本社社員のみなさんが育苗用ポットへの土詰めと種蒔きを行いました。作業を指導してくださったのは、普段からmore treesの活動地域での生育調査や種採りでお世話になっている樹木医・佐々木理史さんです。

作業に先立ち、佐々木さんから今回使用する5つの樹種についてレクチャーがありました。それぞれの木がどんな場所に生え、どんな特徴を持ち、森の中でどんな役割を果たしているのか。参加者のみなさんに分かりやすく紹介してくださいました。

レクチャーのあとはいよいよ作業です。社員25名で手分けをして、約230のポットを作ります。ポットに土を入れ、指で穴をあけ、種を置いて土をかぶせる。オフィスでの土いじり、どんな気分だったでしょうか。

 

■ エントランスとカフェに「JUBAKO」がお目見え

本社では育苗キット「JUBAKO」も2基導入いただきました。エントランスとカフェにそれぞれ常設され、社員のみなさんが日常的に苗木の成長を見守りながら育てていきます。社外のお客様の目にも留まる場所に、“森への入口”が生まれました。


■2か月後、本社を訪ねると

年が明けて2026年1月にマニュライフ生命の本社を訪ねると、ウバメガシとウリハダカエデが発芽していました。小さな種が少しずつ大きくなっていく姿は、人間の子どもたちと同じでとても可愛いもの。これからどんな成長を見せてくれるか楽しみです。 

■森へ還す日まで

小さな種が森へ植えられる苗木に育つまでには、通常2年ほどの年月を要します。日々の水やりや観察など、根気強いお世話が欠かせません。その手間暇は、社員のみなさんと森との間にどのような絆を育んでいくのでしょうか。そして故郷の森へ還るまで、私たちも社員のみなさんと一緒に苗木の成長を見守っていきたいと思います。


more treesは、地域固有の風土や技術を活かしながら土地に適した樹種を選び植林・育林をする「多様性のある森づくり」、法人参加型の森づくり「企業の森」、クリエイターや地域の職人とコラボし木製プロダクトの企画・開発・販売などを手がける「ものづくり/空間プロデュース」など「都市と森をつなぐ」をキーワードにした取り組みを行っています。

森林保全活動へのご参加、ご支援、ご質問などお気軽にお問合せください。

TOP