ストーリー

ベルリンの建築図面博物館に「TSUMIKI」のインスタレーションが登場。 展示後のピースは購入者のもとへ

ドイツ・ベルリンの建築図面博物館で開催中の展覧会「Kengo Kuma – The Flow of Lines through the Lens of Erieta Attali」にて、more trees代表理事・隈研吾がデザインしたオリジナルプロダクト「TSUMIKI」のインスタレーションが展示されています。

本展は、世界的建築家・隈研吾による手描きスケッチ86点と、ニューヨークやパリを拠点とする建築写真家エリエタ・アタリによるアート写真18点を通じて、建築の設計プロセスを紹介する展覧会です。会場装飾として使用されたのは、1,700ピースものTSUMIKI。接着剤などで固定することなく、崩れないようにバランスを整えながら手作業で積み上げられたTSUMIKIが、まるで建築物がたちあがるように大きなピラミッド型に姿を変え、来場者を出迎えています。

本展にあわせて、TSUMIKIを紹介する特設ウェブサイトも制作されています。サイトでは、建築的な要素を取り入れた三角形のシンプルなTSUMIKIの形状や、FSC認証を取得したスギ材を使用して作られていること、さらにmore treesが取り組む森林保全のあり方についてもご紹介いただいています。
この特設サイトではTSUMIKIのオンライン販売も行われています。購入した方に届けられるのは、なんと本展の会場でピラミッドとして飾られていたピースの一部。会期終了後に解体されたピラミッドはもとのTSUMIKIのピースに戻り、今度は新たな持ち主のもとで暮らしを彩ってくれます。

宮崎県諸塚村のスギから生まれたTSUMIKIが、国を越え、ドイツ・ベルリンの展覧会を演出してくれるだけでなく、また次の新しい居場所を見つけることができる。資源を大切に扱うだけでなく、そのものが歩んできたストーリーさえも価値を持つという考え方は、ものを長く慈しみ、循環させる文化が根付くドイツの地で、静かに響き合っているように思えます。

展覧会は9月13日まで。ベルリンを訪れるご予定のある方は、ぜひ会場にお立ち寄りください。

【イベント情報】
展覧会名:Kengo Kuma – The Flow of Lines through the Lens of Erieta Attali
会期:2026年 6月 13日(土) – 2026年 9月 13日(日)
会場:Tchoban Foundation – Museum for Architectural Drawing(ドイツ)
▼詳しくはこちら
http://www.tchoban-foundation.de/10-1-Exhibitions.html

photo by: Nadja Fedorova


more treesは「都市と森をつなぐ」をキーワードに、国産材を活かしたオリジナルプロダクトの企画・開発、ノベルティ制作、オフィスや店舗の空間プロデュースを手がけています。地域の職人やクリエイターとの協働により、森のストーリーを暮らしの中へ届けます。木材を使ったものづくり・空間づくりに関するご相談、お気軽にお問い合わせください。

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