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インドネシア・東カリマンタン州 訪問のご報告

2016年よりインドネシアで活動を開始した「オランウータンの森 再生プロジェクト」。
現地でオランウータンの保護活動に取組むBOS財団とともに、財団が所有するカリマンタン島(別名ボルネオ島)・東カリマンタン州サンボジャ地区の266haにおよぶ火災跡地への植林や、延焼防止対策として防火帯や貯水池の設置を行う大規模なプロジェクトです。

この度、more treesスタッフ全員で現地を訪問し、BOS財団のメンバーとともに在来種の苗木およそ100本の植樹を行ったほか、防火帯や貯水池の設置予定地を見て回ったり、今後の植樹やインフラ整備について具体的なスケジュールを確認しました。

また熱帯雨林の開発や森林火災などによって棲み処を追われたオランウータンやマレーグマを保護する施設も見学しました。
愛らしい姿を見せる一方で、様々な事情から森に還ることのできないオランウータンやマレーグマもいると知り、複雑な心境を抱かざるを得ませんでした。

今回の現地訪問を通じ、プロジェクトを進めていく上での重要な足掛かりをつかむことができました。
絶滅危惧種であるオランウータンをはじめ、貴重な生物たちが安心して暮らせる森を取り戻すために、BOS財団や現地の方々と協力し、プロジェクトに取組んでまいります。

みなさまからのご支援を、引き続きよろしくお願いいたします。

今回のインドネシア訪問について、詳しくはこちらのFacebook投稿もご覧ください。
【インドネシア・東カリマンタン州 訪問のご報告】
【番外編:インドネシア滞在記~熱帯雨林の動植物たち~】

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