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フィリピン・キリノ州「more treesの森」訪問のご報告

2009年から活動を開始したフィリピン・キリノ州の「more treesの森」では、約180ヘクタール(東京ドーム40個分)にもおよぶ森林荒廃地への植林プロジェクトに取り組んでいます。

植林は、一度苗木を植えれば自然に大きな木へと成長していくというわけではなく、その後の適切なメンテナンスが欠かせません。
台風などの自然災害が多いこの地域では、枝や幹が折れる被害が度々発生したり、せっかく植えた木々が放牧された家畜に食べられてしまうといった事態も決して珍しいことではないからです。

そこで私たちmore treesでは、定期的に現地に足を運び、プロジェクト参加者たちと顔を合わせてミーティングを実施したり、進捗状況を確認するように努めています。
今回の訪問では、植林した木の成長を見て回る中で、「植林をはじめて土砂の流出が止まった」、「乾季でも泉が枯れなくなった」といった現地の方々の生の声を聞くことができ、着実にプロジェクトの成果が出始めていることを実感することができました。

今後も国際NGO「コンサベーション・インターナショナル」や現地NGO「PEDAI」、プロジェクト参加者をはじめとする地域の方々との協働を続けながら、取組みを進めていきます。

今回のフィリピン訪問について、詳しくはこちらのブログもご覧ください。
http://more-trees.net/blogs/?p=483
http://more-trees.net/blogs/?p=504
http://more-trees.net/blogs/?p=526

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