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岩手県住田町で育苗プロジェクトが始動しました

more treesの森がある岩手県住田町にて、地域住民らと協働で種から苗木を育てる「育苗プロジェクトなえうぇる」が始動しました。
本プロジェクトでは、育苗を通じた環境教育や関係人口との交流を通じて地域住民の郷土愛を育むとともに、苗木の地産地消による経済効果や、地域固有の植物の遺伝子を保全していくことなどを目的としています。

9月27日には、住田町、一般社団法人邑サポート、more treesの3者によりプロジェクトの連携協定を締結しました。邑サポートは、more treesの東日本大震災被災地支援プロジェクト「LIFE311」で建設を支援した住田町の木造仮設住宅において、住民のコミュニティ支援をきっかけに設立されました。現在は、住民主体による中山間地域の持続的な地域づくりに向けて、中高生が取り組む探求活動への支援や、外部人材との交流活動に関する事業などを展開しています。

また10月6日には、森林環境学習の一環として町内の保育園児を対象に住田町が実施している「森の保育園」が開催され、種山ヶ原にて有住保育園の園児の皆さんによる広葉樹の種拾いが行われました。当日はmore treesとともに町内で森づくりを進める企業の方々も参加し、園児たちと一緒に育苗用の種を拾い集めました。

集まった種は一つひとつ丁寧に植えられ、今後は本町団地の木造仮設住宅跡地に今年オープンした交流施設「イコウェルすみた」の敷地内に棚を設置して育苗を進めてまいります。育った苗木は「多様性のある森づくり」のための苗木として、将来的に同町の森に植えられる予定です。

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※2023年10月7日の東海新報に本イベントの内容が掲載されました。

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※ 本件は、独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金の助成(一部)を受けて実施しました

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