more treesの森

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岩手県 住田町

いわてけん すみたちょう

森林・林業 日本一を目指す町

住田町(すみたちょう)は、岩手県の東南部に位置する内陸の町です。宮沢賢治もこよなく愛したといわれる種山ヶ原(たねやまがはら)という高原や、日本有数の洞内滝である滝観洞(ろうかんどう)、アユやヤマメ、イワナなどが多く生息する清流・気仙川(けせんがわ)など、豊かな自然を誇る町です。

また、豊富な森林資源と木材加工施設があることから「森林・林業 日本一の町」を目指しており、FSC認証(※)も取得しています。隣接する陸前高田市(りくぜんたかたし)と大船渡市(おおふなとし)を含めた2市1町は気仙(けせん)地方と呼ばれ、経済的・文化的に地域間の結びつきが強い地域です。この地方では、古くから気仙大工と呼ばれる宮大工の技術が高い評価を受けています。

気仙郡、下閉伊郡(しもへいぐん)南部地方で採れる「気仙杉」は、年輪幅が広く、軽くて軟らかいため加工しやすいのが特徴です。木肌のつやが良く、あたたかな手触りで、木目がよく通り、独特の芳香を放ちます。なかでも、住田町で産出される気仙杉は高い評価を受けています。

2011年3月11日に発生した東日本大震災から3日後、津波による直接的な被害を免れた住田町は町長の指示で、国や県に頼らず、町独自でこの気仙杉を活用した木造仮設住宅の建設に着手しました。

more treesはこうした同町の取り組みをともに推進するため、木造仮設住宅の建設費用と、同住宅への木質ペレットストーブの設置費用を募る、被災地支援プロジェクト「LIFE311」をスタートしました。目標金額の3億円を目指して広く寄付を募り、毎年贈呈式を実施して、1年間に寄せられた支援金を住田町に届けています。

木造仮設住宅への気仙杉の使用は、被災者支援だけでなく、地域の林業の活性化と森林保全にもつながっています。またペレットストーブで使用する燃料は、丸太の製造過程で生じる木屑を固めた地元産のペレット燃料であることから、エネルギーの地産地消にも寄与しています。

※FSC認証…森林管理協議会(FSC:Forest Stewardship Council)が、森林とその森林から生産される木材などの流通や加工のプロセスを評価し、認証する制度。環境、地域社会、経済等に考慮し、持続可能な形で適切に管理された森林から生産された木材などに与えられる。

「LIFE311」公式サイト
「LIFE311」Facebook

高性能林業機械による作業の様子
間伐体験
陸前高田市「奇跡の一本松」
被災地を訪問する代表・坂本
建設中の木造仮設住宅
建設中の木造仮設住宅
木造仮設住宅
入居者のみなさんとの交流
民生委員の金野さん(左)、木造仮設住宅中上団地自治会長の柳下さん(右)

プロジェクト詳細

プロジェクトナンバー
010
プロジェクト対象地
岩手県 住田町
プロジェクト期間
2011年7月~
緯度経度
39°08’36.00”N,141°34’29.00”E
対象地区詳細
岩手県気仙郡住田町世田米 他
実施パートナー
住田町、松田林業、気仙地方森林組合、佐藤木材 他
カーボン・オフセットクレジット
J-VER / Jクレジット
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