more treesの森

003

北海道 下川町

ほっかいどう しもかわちょう

北の大地に根ざす森林未来都市

下川町(しもかわちょう)は北海道の北部に位置する、約3,400人が暮らす町です。人口からすると「小さな町」ですが、面積は東京23区とほぼ同じの「大きな町」です。

町では、豊富な森林資源から最大限に収益を得つづけ、自立型の森林総合産業を創出することや、森林バイオマスを中心とした再生可能エネルギーの完全自給などを目指した地域づくりをすすめています。木を育てる過程の整備により産出される間伐材まで無駄なく加工し、集成材、木炭、木酢液などの幅広い用途に使用しているほか、トドマツの枝葉からアロマオイルの抽出を行うなど、ゼロエミッションの木材加工システムに力を入れています。こうした取り組みが評価され、「環境モデル都市」、「環境未来都市」、「バイオマス産業都市」といった国のモデル地域に選定されました。

町内の温泉施設や公共施設では、バイオマスボイラーを導入し、町内の製材工場から出される木屑を燃料として使用しています。従来の化石燃料を、再生可能な資源である木材の燃料に代え、温泉の加温や施設の暖房などに活用することで、二酸化炭素を軽減する仕組みが取り入れられています。

森林体験や宿泊ができる公共施設もあり、道外からの訪問者も多く、森の魅力を活かした移住者の受け入れも積極的に行っています。町内の民有林や国有林のFSC認証(※)を取得しており、森林の適正管理を行ったり、林業のコストを削減したり、高い付加価値をもつ新しい森林文化をつくり出すための試みを行ったりと、新しいことに積極的にチャレンジしている町です。

下川町の「more treesの森」プロジェクトでは、北海道内の4町(下川、足寄、滝上、美幌)で構成する「森林バイオマス吸収量活動推進協議会」の協力のもと、オフセット・クレジットの活用に取り組んでいます。

※FSC認証…森林管理協議会(FSC:Forest Stewardship Council)が、森林とその森林から生産される木材などの流通や加工のプロセスを評価し、認証する制度。環境、地域社会、経済等に考慮し、持続可能な形で適切に管理された森林から生産された木材などに与えられる。

下川町の「more treesの森」
トドマツの葉
下川町 安斎町長(当時)と
集材の様子
森林モニタリングの様子
森林モニタリングの様子
トドマツ林
植林地
トドマツの精油抽出体験

プロジェクト詳細

プロジェクトナンバー
003
プロジェクト対象地
北海道 下川町
プロジェクト期間
2009年4月~
緯度経度
44°17’12.00”N,142°40’32.00”E
対象地区詳細
北海道上川支庁下川町渓和 他
実施パートナー
下川町、森林バイオマス吸収量活動推進協議会(下川町、足寄町、滝上町、美幌町)、下川町森林組合
カーボン・オフセットクレジット
J-VER / Jクレジット
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