more treesの森

009

新潟市 秋葉区

にいがたし あきはく

石油の里から木質エネルギーの里へ

新潟市秋葉区(あきはく)は、三方を信濃川(しなのがわ)、阿賀野川(あがのがわ)、小阿賀野川(こあがのがわ)に、残る一方をにいつ丘陵に囲まれた、水と緑が豊かな町です。2007年に新潟市が政令指定都市になったことで、新津市(にいつし)と小須戸町(こすどまち)が合併して誕生しました。

新津地区ではかつて石油が採掘され、明治から大正にかけては日本一の産油量を誇っていました。また、日本海側の鉄道の要衝でもあったことから、石油と鉄道の町として栄えました。1996年(平成8年)に石油の採掘は終了。かつては「石油の里」と呼ばれたにいつ丘陵を「木質エネルギーの里」として再生させようと、民間と行政、地域が一体となって、取り組みをスタートしました。

地域ではにいつ丘陵に植えられたスギを適切に間伐し、木質ペレット燃料としてエネルギー利用を図ることで、化石燃料からの転換を目指しています。なお、生産されたペレットは、一般家庭のストーブだけでなく、地域の園芸農家でハウスの加温にも使われており、「エネルギーの地産地消」のモデル的地域となっています。

新潟市の「more treesの森」
WPPC 古川理事長(左)、新潟市 篠田市長(右)と
木質ペレット
ペレットストーブ
木質ペレットで加温されるビニールハウス
ビニールハウスで育つアザレア
ビニールハウスで育つアザレア

プロジェクト詳細

プロジェクトナンバー
009
プロジェクト対象地
新潟市 秋葉区
プロジェクト期間
2010年11月~
緯度経度
37°44’53.00”N,139°06’44.00”E
対象地区詳細
新潟県新潟市秋葉区
実施パートナー
木質ペレット推進協議会(WPPC)、新潟市
カーボン・オフセットクレジット
J-VER / Jクレジット
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