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「こうちカーボンニュートラル推進フォーラム2023」に登壇しました

 

企業や団体が各地域とともに森林再生に取り組む「協働の森づくり事業」を進めてきた高知県では、2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、森づくりから脱炭素を進めようと取り組みを強化しています。これまで「協働の森フォーラム」として開催されてきたイベントに、新たに脱炭素のテーマを加えた「こうちカーボンニュートラル推進フォーラム2023」が10月20日に高知県立県民文化ホールにて開催され、基調講演およびパネルディスカッションにmore trees事務局長の水谷が登壇しました。

基調講演では「森づくりで実現するこうちのカーボンニュートラル」をテーマに、気候変動や脱炭素、ネイチャー・ポジティブに関する国際的な動向から、more treesとして取り組みを進めてきた高知県での森づくりやカーボン・オフセット木材利用などの取り組み、さらには今後の森林の可能性についてご紹介しました。
「脱炭素社会が拓く企業の未来 〜“いま”こそ知りたい取り組むメリット〜」をテーマにしたパネルディスカッションでは、高知で森づくりに関わる企業や行政、more treesとともに森づくりに取り組んできた高知県梼原町の吉田尚人町長らとともに、森づくりの意義や魅力について議論を深めました。

翌日開催された「協働の森バスツアー」には約20名の方が参加され、梼原町にて協働の森の現場や木質ペレット工場を訪れたほか、先日more treesと同町が協働で取り組みを開始した育苗プロジェクト「KIRecub-きりかぶ–苗木園」や、more trees代表の隈研吾が設計を手がけた同町内の木造建築を見学しました。

両日を通し、more treesの取り組みに対する共感の声とともに、森林の二酸化炭素吸収を通じて温暖化防止に努めていきたいという意見も聞かれるなど、高知県における森づくりやカーボンニュートラルに向けた取り組みについて理解を深めていただくことができました。

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