和歌山県 田辺市
わかやまけん たなべし
紀州備長炭を誇るウバメガシの郷
和歌山県中南部に位置する田辺市(たなべし)は、南部は太平洋、北部は紀伊山地に面し、温暖な沿岸部エリアから寒暖の差が激しい山間部エリアまで、さまざまな気候的特徴を持つ地域です。
ユネスコ世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも登録されている熊野古道や熊野本宮大社などの歴史的文化資源を数多く有し、龍神温泉や湯の峰温泉などの有名な温泉資源にも恵まれていることから、国内外問わず多くの観光客が訪れています。また深い原生林に覆われ、大小さまざまな滝が連なる百間山渓谷や、清流・日置川の源流に位置する安川渓谷など、南紀の秘境とも言われるほど深く豊かな自然に囲まれています。
和歌山県の木、田辺市の木でもあるウバメガシは紀州備長炭の原料として知られ、地域の森林を象徴する樹種です。他の植物が生えにくい岩地や水が少ない枯れた土地でも生長しますが、非常に堅く重い木であり、原木の伐採や搬出には大変な労力が必要となります。木炭の最高級品と言われる紀州備長炭は、炭焼き職人による長年の経験と技術が必要と言われ、世界でも類がないほど硬質で火力が強いのが特徴です。
- 地域名
- 和歌山県 田辺市
- 協定開始時期
- 2022年10月~
- 実施パートナー
- 田辺市、株式会社中川
- カーボン・オフセットクレジット
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