ニュース

北海道美幌町で種採りイベントおよび森林環境教育を実施しました

地域住民らと協働で種から苗木を育てる育苗プロジェクトの一環として、10月18、19日の2日間にかけて、more treesの森がある北海道美幌町にて種採りイベントを実施しました。
本プロジェクトでは、育苗を通じた環境教育や関係人口との交流を通じて地域住民の郷土愛を育むとともに、苗木の地産地消による経済効果や、地域固有の植物の遺伝子を保全していくことなどを目的としています。

初日は、美幌町立旭小学校の1年生の皆さんにご参加いただき、美幌みどりの村森林公園にて広葉樹の種採りを行いました。紙芝居形式による事前学習では、世界と日本の森の現状や、自分たちが住む地域の木の種から苗木を育てる理由などをお話し、子どもたちに森づくりの大切さをお伝えしました。
2日目には、昨年より育苗にご協力いただいている旭小学校2年生の皆さんとともに、more treesが「多様性のある森づくり」を進める日並地区の植林地にて森林に関する学習会を実施しました。
本イベントには、美幌町にて「企業の森」を展開する株式会社I-ne様と株式会社サッポロドラッグストアー様にもご参加いただき、小学生のみなさんと一緒に種採りや看板の装飾、森林散策を行いました。

イベントにて集められた種は、小学生の皆さんの手で植えられ、苗木として育てていただくことになっています。生長した苗木は、将来的に同町の森に植えられる予定です。

■関連記事
≫「北海道美幌町立旭小学校と協働で育苗を実施しています」(
≫「北海道美幌町で種採りイベントを実施しました」(
≫「なぜ苗木は地産地消が望ましいのか?」

※ 本件は、独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金の助成(一部)を受けて実施しました

関連記事

TOP