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岐阜県東白川村にて植林および生育調査を実施しました

3月14、15日に、more treesが「多様性のある森づくり」を進める岐阜県東白川村の黒渕地区にて植林を実施しました。

前回に引き続き、岐阜県立森林文化アカデミー特任教授の横井秀一氏に立ち会いいただき、0.5haの土地にクリ、コナラ、ヤマザクラの苗木、合計352本を植林しました。また、昨年の植林施業地での生育調査を行うとともに、獣害対策ネットの設置を行いました。
生育調査では、一部のエリアで植栽木の樹皮や芽がかじられるなど、ノウサギのものとみられる食害が数多く発生していることがわかりました。ノウサギはネットの網目や隙間から侵入していると考えられることから、横井先生のご指導のもと、獣害対策ネットの設置方法を見直し、侵入防止のための改善策を講じました。
ノウサギのほか一部シカによる食害を受けた個体は、生育を阻害されてはいるものの、多くは枯死に至ることなく萌芽により再生する見込みです。また、食害を受けていない個体については順調に生育しており、なかには人の背丈を超えるほど大きく生長したものも見受けられました。

黒渕地区の植林活動については、auじぶん銀行株式会社様と協働で実施しています。
今後も地域の特徴に適した植林の手法や樹種の選定、適切な育林作業を行い、地域および「企業の森」プログラムにご参加いただいた企業等と協働で森づくりを進めてまいります。

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