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岐阜県東白川村にて「多様性のある森づくり勉強会」を実施しました

3月8日、「more treesの森」がある岐阜県東白川村にて『第1回東白川森林未来会議』が開催されました。本会議は、昨年11月に開催された「東白川村森林づくりフォーラム」を契機に、同村のこれからの森づくりについて議論を深める場として企画されました。

役場や森林組合、製材組合などの関係者および一般の参加者を交えた意見交換会では、東濃ヒノキの産地としての東白川村の今後の林業の在り方や、生産林にとらわれない森づくりの形など、各方面からさまざまな意見が出されました。

さらに、岐阜県立森林文化アカデミー特任教授の横井秀一氏を講師にお招きし、広葉樹施業について学ぶための「多様性のある森づくり勉強会」を行いました。前半の座学では、概論として基礎的な知識や考え方、各地での事例などをご紹介いただきました。後半は現場での実践として施業計画地に出向き、現地の地形や周辺の植生を確認しながら、樹種の適性や施業の具体的な方法についてレクチャーいただきました。

本会議を通じ、各参加者がそれぞれの森づくりについて考えを深めるとともに、行政や企業、団体、個人などが協力して東白川村の森林の未来像を描く重要な一日となりました。

≫「東白川森林フォーラム」についてはこちら
≫多様性のある森づくりについてはこちら

※ 本会議は、独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金の助成(一部)を受けて実施しました

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